■扉を開けるとそこには神秘の世界が待っていました。
アンコール・トムの入口、南大門には神々と阿修羅の像があり、ここから神秘の物語が始まる。
アンコール・トムの中央の寺院 「バイヨン」 、その入口に立つ!
あちらこちらにこのようなレリーフが・・・、すごい!
四面仏の微笑は何を語っているのだろうか?
空中参道を持つ「バプーオン」、クメール遺跡の中ではめずらしい建築構造。中央祠堂は現在修復工事中のため入れない。
ピミアナカス。それは王のみが入ることを許された寺院だと言う、そこにはヘビの精の伝説が・・・
像のテラスは像の躍動感のある彫刻が美しい
ライ王のテラス、この王は手首と足首が無くなっているのはライ病のためだったとか・・・
内部には神々と阿修羅が描かれている。本当は強いクメールの兵士を描いたのではないかと思わせるほどの迫力だ。
いよいよアンコール・ワットに突入!参道を渡り、内部に入ると真にブロマイドのごとく美しい中央祠堂が現れる。
インド古代の叙事詩「マハーバーラタ」「ラーマーヤナ」が壁一面にびっしりと描かれている。
回廊の浮彫りひとつひとつは静止画だが連続してみていくと動画(パラパラ漫画?)のように見えるのはじぶんだけだろうか?
最後はヒンドゥー教の天地創世神話「乳海攪拌」。アンコール・トムの入口にもある、神々と阿修羅による大蛇を綱として引き合うカンボジアの創世神話が描かれている。
第三回廊への階段は登ることを拒否するかのように急な勾配だ。自分はどちらかというとあまり高いところは得意ではないので必死の思いで登ってきてはみたが、帰りのことを考えると・・・(
ガクガク・ブルブル!)
あちらこちらに美しいデバターがあり、まさにここは神の住む世界のような気がする。
さてここは所変わって「プノン・バケン」。自然の山の上にピラミッド型の遺跡があり、そこからアンコールワットの遺跡を望むことが出来、またここは美しい朝陽や夕陽が見られることで有名だ。
これはリンガ、儀式の際に聖水をかけそれを北に向かって流すために溝が掘られている。またここにも美しいレリーフやデバターが残っている。
ここは「プリア・カン」。城壁には巨大なナーガ(九頭の大蛇)にまたがったガルーダ(怪鳥)が見もの。
中にはやはり美しいデバターが点在している。
踊り子のテラスには美しいレリーフが残っている。また2階建ての建築物は他では例が無いという。
ここはニャック・ポアン。馬に人がくっついているのか?神のみ知る!
東西南北に池があり、その祠の中にポッカリと口を開けた「人」「獅子」「象」「馬」の像があり、効能によりおのおので病を治したと言われる。
ここは「タ・ソム」、崩壊が進んでおり遺跡から悲鳴が聞こえてきそうだ!
ここでも美しいデバターが見られるがなぜかその姿はもの悲しそうに見える。
ここは「東メボン」、特に目を引くのが精巧に刻まれたレリーフ。クメール人の細かな作業と美しい絵図には脅かされる。
やはり象は神の使いなのか?巨大な象の像がいた!(親父ギャグではありません、ハイ!)
ここは「プレ・ループ」、東メボンと同じ作りだというがこちらの方が雄大だ!
ここにも物売りの子供たちがいる。日本人観光客も多いせいか日本語で話しかけてくる。ビックリ!
寺院の最上部からの眺めは美しい。広大なるカンボジアの台地が広がっている。